Sound States vol.35 「藤井トシ featuring クリヤ・マコト・トリオ」

2014.8.8 (金） 21：00配信
Sound States vol.35「藤井トシ featuring クリヤ・マコト・トリオ」

藤井トシ

4歳よりピアノに慣れ親しみ、1999年神奈川県立厚木高校卒業後、 バークリー音楽大学へ進学。演奏及びアレンジを専攻、音楽に没頭する毎日を送る。2002年卒業後、台湾人の同級生の紹介で中国語の習得の傍らに台湾での音楽活動を開始。

台湾では、「Blue Note-藍調-」や「河岸留言(Riverside)」などの著名クラブにおける定期公演でライブパフォーマンスを行う以外にも、アジアンポップスの有名アーティストDavid TaoやYen-Jなどのバックバンドでの演奏及び、アレンジの提供など幅広く活動。ドラム、ベースからハーモニカまで全ての楽器についてトップレベルで演奏をこなす鬼才として台湾音楽業界からの信頼も厚い。

2006年から、絲竹空(SiZhuKong)バンドに参加し、ベース及びドラムを担当。中国の伝統楽器を織りまぜながらもジャズテイストの強いワールドミュージックは、瞬く間に台湾音楽業界の注目を浴びる。1stアルバム「絲竹空 - SiZhuKong」は2007年の台湾レコード大賞である「金曲獎」のベストインストゥルメンタルアルバムにノミネート。2ndアルバム「紙鳶 - Paper Eagle」は2010年の「金曲獎」のベストインストゥルメンタルアルバム及びベストプロデューサーの２部門にて大賞を受賞。ライブにおいてもアジアを中心としたジャズフェスティバルから数多く招待され、その演奏は観衆からの注目を浴びた。2010年には中南米ツアーも成功させるなど、アジア以外の海外における評価も高い。

絲竹空バンドでの活動のほかに、自身のプロジェクトとして、ジャズハーモニカを中心に、二胡、チェロ、アコースティックギターを加えたジャズバンド、Afternoon Treeを2006年に立ち上げる。アレンジから作曲まで全てを担当し、絲竹空バンドとは異なった絶妙な組み合わせから生まれる癒しのハーモニーは、台湾のジャズ界に新風を吹き込む。2008年には台湾で空前の大ヒットとなった映画「海角七號 - Cape No.7」のサウンドトラックにも藤井が吹くハーモニカの演奏が起用され、その他ポップスのアルバムにも数多く参加するなど、業界屈指のジャズハーモニカ奏者として注目を浴びる。

2013年に日本に帰国。帰国後すぐにインターネット音楽番組「Sound States」のディレクターを務め、ミュージシャンである出自を活かしながら今までにない音楽番組の制作に携わっている。また、台湾の人気ジャズシンガー「インイン - Ying-ying Shih」の日本国内初の全国ツアー「SUMMER BREEZE TOUR 2013」でのプロデュースなど、その才能をますます開花させてゆく多彩多芸なマルチプレイヤーである。

クリヤマコト

高校卒業後アメリカのウェストバージニア大学にて言語学を専攻。その傍ら、在学中にライブ活動を開始。卒業後はピッツバーグ大学にてジャズミュージックの講師を務めると同時にアメリカ東海岸各地でピアニストとして活躍。グラミー受賞者チャック・マンジョーネ・グループに参加するほか、多くのジャズの巨匠と共演。

帰国後、自らのグループで活動を開始し、近年も８回のヨーロッパツアーに加え、オーストラリア公演、モロッコ公演、台湾公演、エジプト公演など、常にワールドワイドに活動。学生時代に交流を深めた黒人コミュニティーの影響を受け、ソウルフルなプレイと鋭いナイフのような切れ味が特徴。音色は透明感があり、知的でアーティスティック、かつロマンティックな魅力にあふれ、時にはジャズという枠に収まらぬ多才ぶりを発揮。平井堅、トキあさ子などポップスのプロデューサー、映画音楽監督としても活躍。リーダーアルバムは現在までに15枚。2011年はアルバムデビュー20周年にあたり、総勢27名の有名アーティストを迎えた記念アルバム「Art for Life」をリリースし、ジャズという音楽の多様性と深さを証明し、確かな実力とプロデュースセンスを持った日本ジャズ界の重鎮。

配信スタジオ

Coco-de-sica TV STUDIO

「Sound States」とは

「Sound States」（サウンドステイツ）は、アジアを中心とする実力派アーティストを紹介する音楽番組です。 2011年10月10日午後10時10分10秒にシンガーソングライター延原達治さん（ザ・プライベーツ）の友情出演により産声をあげました。 以降、毎月ゾロ目の日に放送を重ね、ファンや関係者に支えられながら現在では述べ視聴回数150万回(2022年5月現在)となるまで成長いたしました。 2011年3月11日の東日本大震災以降、私たちから世界に向けて何ができるかを考えた結果、世界中の人々が共有できる「音楽」を通じて、 新しいコミュニケーションの礎を築いていきたいと思いました。アーティストとサポーターの皆様と制作スタッフが一体となって、 国境や言葉の壁を超えた心の交流を100年続けていくこと、それが、「Sound States」のフィロソフィーです。

公式Facebookでは、番組の裏側やアーティスト情報をお届けしています。
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2020.05.05

Sound States : vol.62「永田ジョージと仲間たち」配信します。
（配信予定：2020.05.05 21時00分）

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Sound States : vol.61「SIO Birthday Live 2019」配信します。
（配信予定：2020.04.04 21時00分）

2019.08.08

Sound States : vol.60「クリヤ・マコト「RHYTHMATRIX」feat.SHIHO」配信します。
（配信予定：2019.08.08 21時00分）

2019.06.06

Sound States : vol.59「SOLO-DUO」配信します。
（配信予定：2019.06.06 21時00分）

2019.03.03

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（配信予定：2019.03.03 21時00分）

2019.01.11

Sound States : vol.57「7th Anniversary」を配信します。
（配信予定：2019.01.11 21時00分）

2018.10.10

Sound States : vol.56「Daisuke Ito」を配信します。
（配信予定：2018.10.10 21時00分）

2018.8.8

Sound States Vol.55「Yammy* Performance 2018 ～10th Anniversary 2008-2018～」を配信します。
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